【眠りながら大腸カメラ】【胃・大腸同時検査】【日帰りポリープ手術】なら河口内科眼科クリニック@江東区清澄白河

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大腸内視鏡検査

【眠りながら大腸カメラ】【胃・大腸同時検査】【日帰りポリープ手術】なら河口内科眼科クリニック@江東区清澄白河

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大腸内視鏡検査とは

大腸内視鏡検査とは

大腸内視鏡(正式には「下部消化管内視鏡」、通称「大腸カメラ」)は、1.3mほどの長さの細長い軟性スコープの先端に高画質広角CCDカメラが搭載されており、肛門から大腸(直腸/S状結腸/下行結腸/横行結腸/上行結腸/盲腸)および小腸の一部(回腸末端)までの下部消化管を詳細に観察することができます。
また病理診断用に組織を小さく採取(生検)することや、治療のためポリープを切除することも可能です。大腸ポリープや大腸がん、大腸憩室症、急性腸炎、潰瘍性大腸炎、クローン病などの様々な病気の診断に用います。

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つらくない
大腸内視鏡
〜当院の6つの工夫〜

「腸の病気は心配だけれども大腸カメラは痛くて苦手…」
「受けたことないけど何だか怖い…」
そんな方の不安を解消するため、当院では様々な工夫をしています。

① 専門医がやさしく丁寧に検査します

消化器内視鏡学会認定の内視鏡専門医資格を持つ院長が検査を行います。患者様がつらくないよう配慮し、お声がけしながら優しく丁寧に検査を行います。大きな異常がなければ検査時間は15分程度です。
検査にあたっては、おしりが露出しないような専用の検査着を用意し、必ず女性看護師が検査補助につくなど女性患者様に十分配慮して検査に臨んでいますのでご安心ください。

② 苦痛の少ない挿入法を行っています

大腸(とくにS状結腸)はおなかの中で複雑に蛇行して収まっているため、やみくもに内視鏡を挿入するとカーブに当たって強い痛みが生じます。
当院では無送気軸保持短縮法や用手圧迫法、体位変換法など、患者様の腸の状態にあわせて最適なテクニックを組み合わせて挿入を行います。

また検査後半、病変の見落としがないよう大腸の中を詳細に観察するために大腸をいっぱいに膨らませる必要があります。
当院では空気に比べて腸管内で速やかに吸収される(空気のおよそ200倍)炭酸ガスを送気することで、張りや痛みが出ないようにしています。これにより検査後の苦痛を大幅に軽減することが可能となります(炭酸ガスは体内に吸収されても身体に害を及ぼすものではありません)。

③ 静脈麻酔(鎮痛剤・鎮静剤)が使えます

元々腸が長い方や炎症がある方、過去の開腹手術などによって腸が癒着している方、痛みに過敏な方などの場合は腹痛が生じることがあります。
また不安が強い方の場合、検査中に緊張で気分が悪くなったり過呼吸になったりして検査が続けられなくなることもあります。
そのため、当院では患者様の状態や希望に応じて鎮痛剤や鎮静剤による静脈麻酔を使用しています。鎮静剤によりリラックスした状態になると、内視鏡の挿入や観察をスムーズに行うことができるため、検査の質の向上につながります。

④ 特殊光による詳細な観察ができます

通常の白色光のほかBLI(Blue Light Imaging)やLCI(Linked Color Imaging)といった特殊光で粘膜を照らすことが可能で、粘膜の微細な血管変化や表面構造を強調して観察することができます。ボタンひとつで切り替えが可能なため素早く詳細な観察が可能となり、早期がんの発見や診断に役立ちます。

⑤ 前処置法(下剤)を選べるようにしています

大腸検査では極力大腸の内容物(便や食べカス)が残っていないことが理想的です。そのため、検査前には下剤(腸管洗浄液)を通常2L飲んでいただく必要があるのですが、この下剤による前処置が、大腸内視鏡が大変といわれる要因の一つにもなっています。
そこで当院では少しでも楽な方法で前処置を行っていただけるように工夫をしています。例えば通常の半分程度の量で高い洗浄効果が得られる腸管洗浄液(モビプレップ®️)や、錠剤5錠を10回にわけて水またはお茶とともに内服するタイプの腸管洗浄液(ビジクリア®️)など選べるようにしています。下剤は基本的に自宅で飲んできていただきますが、遠方の方に限り院内での下剤服用にも対応いたします。

⑥ AI技術を用いた新時代の画像診断法

大腸はひだや屈曲、便のカスなどによる死角が多く、小さなポリープや平らなポリープを発見するには集中力と動体視力を必要とします。
当院では富士フィルム社の「CAD EYE™️」という最先端のAI機能を搭載したソフトウェアを活用することで、大腸ポリープの病変検出能力と疾患鑑別能力を向上させ、ワンランク上の内視鏡画像診断を実現しています。

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日帰り大腸ポリープ
切除が可能です

  • 検査中にポリープを発見した場合、大きさや性状など一定の条件が満たされたポリープについてはその場で切除することが可能です。
  • ポリープの大きさが20mmを超える場合や切除後の出血リスクが高い場合、進行がんに至っている場合などは入院下での治療が推奨されますので、連携する専門施設やご希望の病院に紹介させていただきます。
  • 抗凝固薬や抗血小板薬などの抗血栓薬を服薬中の場合、薬の種類や量、休薬期間によっては出血リスクが高く生検やポリープ切除ができない場合がありますので、事前に医師や看護師にご確認ください。
  • 当院で行うポリープ切除法には、専用の鉗子でポリープをつまんで摘除する方法(cold forceps polypectomy)、スネアと呼ばれる金属製の細い輪っか状のワイヤーでポリープの根元を絞めて切除する方法(cold snare polypectomy)、スネアに高圧電流を流しつつ絞めて切除する方法(polypectomy)、平坦なポリープの下に生理食塩水などを注入し盛り上がったとことでスネアで絞めて電気で焼き切る方法(内視鏡的粘膜切除術:EMR)などがあります。

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大腸内視鏡検査は
このような方に
お勧めです

  • 便に血が混ざっている方(*1)
  • 下痢や便秘がひどい方
  • 腹痛を繰り返している方
  • おなかの張りが強い方
  • 健康診断で便潜血反応が陽性だった方(*2)
  • 過去に大腸ポリープ切除歴のある方
  • 血縁者に大腸がんになった人がいる方
  • 40歳を過ぎて一度も大腸内視鏡検査をしたことがない方

*1:出血が痔によるものと思っていても、実は大腸に出血の原因が隠れていたということがしばしば経験されます。痔をお持ちの方であっても痔出血と思い込まず、一度内視鏡で大腸内を確認しておくことをお勧めします。

*2:便潜血検査は大腸ポリープなどの病変から出た微量の血液を鋭敏に検出する検査です。

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大腸内視鏡検査で
わかる代表的な疾患

  • 感染性腸炎
  • 大腸腺腫
  • 大腸がん
  • 大腸粘膜下腫瘍
  • 大腸憩室症
  • 虚血性腸炎
  • 潰瘍性大腸炎
  • クローン病
  • 腸管ベーチェット病
  • 内痔核 など

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大腸内視鏡検査
の流れ

1.検査予約

大腸内視鏡検査をご希望の場合、事前に外来を受診していただき、診察ののちに予約をします。
検査前に血液検査や下剤の処方などありますので、必ず検査前に一度来院していただく必要があります。

2.検査前日

検査3日前から検査前日まで、食物繊維など消化の悪い食べ物を避けるようにしてください。
前日は夕食を21時までに済ませてください。水、お茶、スポーツドリンクは夜間も摂取可能です。

3.検査当日

常用されているお薬は検査予約時の指示通りに服用してください。事前の指示に従って下剤(腸管洗浄薬)を内服していただきます。

4.検査

検査着に着替え、腸管蠕動を抑える薬と鎮痛剤(あるいは鎮静剤)を注射し、部屋を暗くして検査開始です。(検査時間:15~30分程度)

5.検査後

検査終了後は回復室で30分ほど休憩いただき、その後、医師より検査結果について説明いたします。

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大腸内視鏡検査
前後の注意事項

  • 検査前日は、体調を整えるため早めの就寝を心がけてください。
  • ポリープ切除後1週間は出血のリスクがあるため、飲酒したり、激しい運動をしたり、すぐに病院に受診できないような遠出をしたりは控えていただきます。検査後血便が見られた場合には病院(日中は当院、夜間休日はお近くの救急病院)にご相談ください。
  • 組織生検を行った場合、出血予防のため当日は飲酒や激しい運動は禁止です。長時間の入浴やサウナなども控えていただき、軽いシャワーなどでお済ませください。
  • 検査後の食事制限はありませんが、なるべく消化の良い物をとるようにしてください。

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静脈麻酔を
ご希望の方へ

  • 高齢の方や心肺に重い基礎疾患をお持ちの方、妊娠中の方、検査後に車や自転車の運転を予定されている方は静脈麻酔が受けられません。
  • 静脈麻酔を使用する際には心拍や呼吸をモニターするセンサーを指先に装着します。マニキュアやジェルネイルをつけたままですとセンサーが感知しませんので必ず事前に外して来院されてください。
  • 鎮静剤を使用された方は回復室で30分ほど休憩いただきます。
  • 静脈麻酔を使用した日は安全のため自転車やバイク、車の運転はできません。静脈麻酔を希望される方は必ず徒歩や付き添いの方が運転する車、公共交通機関、タクシーなどで来院されてください。
  • ご高齢の方は、ご帰宅の際も付き添いがいらっしゃるほうが安心です。