I know IBD プロジェクトに参加しています
- 2025年10月18日
- メディア掲載,炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)
当院は「I know IBDプロジェクト」の趣旨に賛同し、以下の活動を行っています。
1)街中でトイレにお困りのIBD患者さんに対して、院内トイレの貸し出しを行います。
2)本プロジェクトのステッカーを院内入口に掲出し、IBD患者さんへの支援・理解の可視化につなげます。
3)職員を対象にIBDに関する教育を行い、社会全体での疾患認知と理解を広げていきます。
<I know IBDより抜粋>
炎症性腸疾患(IBD:Inflammatory Bowel Disease)は、大腸や小腸など消化管に炎症を起こす慢性疾患で、主に指定難病である潰瘍性大腸炎とクローン病があります。下痢や腹痛が主な症状であるため、トイレの回数の急増や、食事の制限など患者さんの生活にさまざまな影響があります。
本プロジェクトの目的は、「見えない壁」ともいえる、社会が気づいていないIBD患者さんを取り巻くさまざまな課題を明らかにし、解消に取り組み、さらにはIBDを正しく認知し理解する人が一人でも多く増えることで、社会全体のIBDについての理解を高めることです。
その目的の達成のため、2022年、「IBDを理解する日」が制定されている5月に、外出時のトイレへの不安6解消に取り組むプロジェクトを開始しました。以来、さまざまな企業・店舗の協力を得ながら、社会全体でのIBDの理解向上を目指しています。
https://www.iknowibd.com/prj/
記事監修:河口内科眼科クリニック院長/IBD専門医・指導医 河口貴昭 →医師紹介
〇江東区清澄白河駅から徒歩3分の河口内科眼科クリニックでは、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)専門医である院長が診断・検査・治療を行っています。抗体製剤をはじめ最新の治療法を取り入れ、鎮静剤使用で苦痛のない胃カメラ・大腸カメラの同日検査も行っております。夕方や土曜日の診療にも対応しておりますので、ぜひお気軽にご利用下さい。