ドライアイの診断基準
一般にドライアイという言葉は広く使われています。
ただ眼科的に定義すると
「ドライアイは、様々な要因により涙液層の安定性が低下する疾患であり、眼不快感や視機能異常を生じ、眼表面の障害を伴うことがある」
となります。
また眼科で「ドライアイ」と診断をつけるには以下の二つに当てはまるという条件が必要になります。
(1)ご本人にドライアイの自覚症状があること
(2)BUT(涙液層破壊時間:診察で判断します)が5秒以下
したがってご自身でドライアイの症状チェックをしていただくことが診療上もとても大切になります。以下のような症状で当てはまるものはありませんか?
ドライアイの自己診断チェック
☑目が疲れる
☑目が重たい感じがする
☑目がゴロゴロする
☑目が乾いた感じがする
☑目に不快感がある
☑目がヒリヒリ痛い
☑目が赤くなりやすい
☑目がかゆい
☑朝、目が開けにくい
☑光をまぶしく感じやすい
☑白っぽい目ヤニが出る
☑なんとなく見えづらい
☑時々かすんで見える
☑最近少し視力が低下したようだ
これらのうち5つ以上に当てはまるならドライアイの可能性がありますので、一度眼科にご相談ください。
また、上記のような症状には別の病気である可能性もあります。自己判断せず少しでもご心配があればお気軽に受診してください。
記事監修:河口内科眼科クリニック副院長/眼科専門医 河口奈々恵 →医師紹介
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