消化管ドック・眼科ドック
消化管ドック・眼科ドック
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日本人の死亡原因の第一位である「がん」。その中でも胃がんや大腸がんは死亡原因の上位を占めています。
胃がんのほとんどはヘリコバクター・ピロリ菌の感染による慢性炎が原因です。胃内視鏡検査とピロリ菌検査の組み合わせでピロリ菌感染性胃炎を確認し、ピロリ菌を除菌することで将来の胃がんのリスクを減らすことができます。また、ピロリ菌慢性感染によって大きなダメージを負った胃粘膜(萎縮性胃炎)から胃がんが出現する可能性があるため、除菌後も胃内視鏡検査による定期的なパトロールが必要です。また、お酒を飲むとすぐ顔が赤くなる方(フラッシャー)やヘビースモーカーの方は食道がんになりやすいため、注意が必要です。
大腸がんの多くが、大腸腺腫という良性のポリープががん化して発生します。大腸腺腫は非常に頻度の高い良性腫瘍である一方、大腸内視鏡検査で見つかる腫瘍のうち1割ほどが大腸がんであると報告されています。大腸がんは相当進行しない限り自覚症状(便秘や血便)が出づらく、進行期では手術や抗がん剤でしか治療できませんが、小さな腺腫のうちであれば大腸内視鏡検査中に切除することが可能です。
以上の中からご希望の検査を選んでいただけます。
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人間は外から受け取る情報の8割以上を視覚に頼っていると言われています。さらに情報化社会の進んだ現代では、スマホやパソコンなど仕事や日常生活における視覚の役割はより高まっています。そのため、豊かな人生を送る上で目の健康は必要不可欠といってよいでしょう。
その一方で、失明の主な原因とされている「緑内障」「糖尿病性網膜症」「網膜色素変性症」「加齢黄斑変性」は進行するまで自覚症状に乏しく、特に緑内障や糖尿病性網膜症は早期発見・早期治療が非常に大切とされています。
自分は大丈夫と思っている方でも、ぜひ一度はチェックをしましょう。また40歳以上の方には年に一度のチェックをおすすめしています。
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消化管ドックや眼科ドックは、病気で受診される保険診療とは異なり、ご自身の希望により健康チェック目的でお受けいただく検査のため自費診療となります。ドックでは保険診療とはちがい、受けたい検査をご自身で好きに選ぶことができるというメリットがあります。自覚症状がある、あるいはすでに診断がついていて診療を受けている疾患については保険診療で検査が受けられますので事前にご相談ください。またドックの結果なんらかの疾患が見つかった場合、それ以降の診療に関して保険診療に移行できます。くわしくはクリニックまでご相談ください。